マンタって何者!?エイとの違いって?
マンタって独特のフォルムをしていますよね。
そもそも海の中を泳いていますが、分類としては魚、サメ、何なんでしょうか。
そんな一体何者!?なマンタの生態について調べて見ました。
ちなみに9月17日は「世界マンタデー」。
マンタとは?
まず、マンタは魚です。
魚のエイがいますが、その仲間にあたります。
エイの中でも一番大きいものがマンタです。
実はマンタは二種類います。
遠くまで泳いで暮らしているマンタを「オニイトマキエイ」と言います。
近く浅場で暮らしているマンタは「ナンヨウマンタ」と言います。
以前は一種類だと思われていたみたいですね。
種類はこの2種類ですが、他にも体の特徴から別名で呼ばれる個体もいたりします。
特に体の色がブラックになっているマンタは通称「ブラックマンタ」。
小さいナンヨウマンタでも、4m以上はありますので、かなり大きい魚ですね。
マンタとエイの違い
マンタは、エイの仲間ではありますが、一般的なエイと比べると、色々違う点があります。
食べるものが違うので、そこからきている違いが多いようです。
マンタ:プランクトンを食べる
一般的なエイ:低生動物(カニ、エビ、貝など)を食べる
特徴の違いを見ていきましょう。
口
エイは低生動物を食べるためお腹に口がありますが、プランクトンを食べるマンタは、頭部の前に口がついています。
眼
エイの目は背中側にありますが、マンタは頭部の先端についています。
えら
エイはちょこんとエラがついてますが、マンタはかなり横幅が長いです。
鼻の穴
エイは、お腹にあります。(目のように見える部分)
マンタは、口と同じように頭の前についています。
頭鰭(とうき)
頭の先にある長っぽい独特のヒレのことです。
普段はだらっと垂れているが、食事の時は広げたり、泳ぐ時は棒状に巻かれたり、いろんな形になります。
まるで、ぞうさんの鼻みたいですね。
独特なマンタの顔(斑紋(はんもん))
研究者の方が説明する際に「マンタの顔」と言っている場所があるそうです。
マンタの裏側には、黒いシミ(斑紋)が不規則についています。
シミが一匹一匹違うので、人の指紋と同じ役目を果たしています。
そのため、裏側のお腹側を「マンタの顔」と呼んでいるそうです。
一般的な感覚でいうと実際の顔は、目や口、鼻が頭の方についているので、そっちが本来の顔と言えるかもしれませんね。
マンタは危ない!?
エイの一種であるマンタ。
エイには毒針があるため、勘違いされがちですが、マンタには毒針がありません。
性格もおとなしいため、危ない生き物ではないのです。
ダイビングなどで出くわしても安心です。
マンタが観れる水族館
マンタが観れる水族館はなんと、日本で2箇所しかありません。
意外とマンタが観れる場所って、少ないんですね。
マクセルアクアパーク品川(東京都)
マンタのキュートな姿に癒されたい方はぜひ。
以上、マンタについてでした。
記事を書いた人
Kakyo Wlighte(カキョウ ライト)